転職を繰り返した人が、転職していく人を見送るとき

人間関係

はじめに

私、ましろ結奈は、プロフィールにも書いている通り、転職を繰り返してきました。

短いところだと1年も勤めておらず、長くても2年半くらいです。

そのため、圧倒的に「見送られること」が多く、「見送ること」はとても少なかったです。

今回は、お世話になった先輩が転職を決意し、退職するということがあったので、記録用に記事を残しておくことにしました。

実際にお世話になったのは数か月という短い間でしたが、個人的には悲しさや寂しさよりも、驚きの方が大きかったです。

なぜなら、その先輩は一番仕事のできる人で、これまで辞めたいという話すら聞いたことが無かったからです。

先輩の転職理由

とても前向きな理由でした。

やりたい仕事を見つけた、そして、スカウトを受けたからとのことでした。

そのやりたい仕事というのがとても具体的で、業種・職種もとても狭い仕事だったのですが、ぴったりマッチする仕事をゲットしたようでした。

それを聞いて、私は羨ましく感じた反面、先輩がそれで幸せなら自分も幸せだと思えたのでした。

周りの人を見たら、寂しくて泣いている人もいましたし、退職してしまうことを惜しむ人たちばかりでした。

それほどまでに、先輩の仕事ぶりは評価されており、何より人柄に信頼があったのです。

そんな周りの反応を見ていたら、自分はかなりドライなのかもしれないと思いつつ、でも先輩がそれでいいなら、周りがどう感じようが、それでいいのだと思い直しました。

見送る側の気持ち

私はこれまで転職を繰り返してきましたが、その果てに、今回見送る側の気持ちを味わいました。

自分の退職時に、周りの人がどんな気持ちで居てくれたのか、今となっては定かではありません。

ただ、どんな職場を辞めるときにも、いつも最終日には、寄せ書き色紙のプレゼントや、お手紙、私の好きなスキンケアアイテムやキャラクターグッズのプレゼントをいただき、両手に抱えきれない程の荷物で帰ってきたことを思い出しました。

私は、きっととても幸せ者でした。

そしてほとんどの寄せ書きや手紙には必ず「ましろ結奈ちゃんなら、どこにいっても大丈夫」と共通して書かれていたのでした。

今回の先輩の退職について、私が何かお手紙やプレゼントを用意する気が無いのは、リモートの関係だからというのが一つ、そしてもう一つは、先輩のプライベートを何も知らないから、です。

先輩の人柄

少しシャイな人だったのか、ドライな人だったのか、あるいは周りに関心が無かったのか、先輩は自分自身のことを話したがりませんでした。

あまり口数の多い人でもなかったので、周囲も余計な詮索はせず、ただ、仕事だけは人一倍できたので信頼は絶大でした。

一つずつ話していくと、本当に少しずつ心を開いてくれますが、あまり核心的なところは教えてくれませんでした。

そのため、好きな食事、好きな雑貨、好きな色、好きなアニメ、好きな音楽、好きなキャラクター、好きなスキンケアアイテム・・・私は何も分かりません。

今更知ろうとも思わないのは、きっと、これまで自分が勤めてきた会社の人たちとの交流が、今では一切残っていないからです。

多分ここで先輩との縁は切れて、もう二度と繋がることは無いのだと、そんな予感しかありません。

あとがき

リモートの関係ですが、最終日には、チャットで少し長めのお礼文くらいは送ろうと思っています。

それが何になるのか、先輩の中で思い出として残るのか、私の思い出にも残るのか、さっぱり分かりませんが、言うべきお礼があることは間違いありません。

伝えるべきことだけは、きちんと伝えたいと思います。

ただ、やはりこれまで同じ空間で一緒の仕事をしてきた人が居なくなってしまう、というのは喪失感があります。

ぽっかり穴が開いてしまう感じがします。これが寂しいということなのか?でも涙が出る感じはないです。

先輩の門出を祝うとともに、先輩のこれからの幸せを願って。

私自身ももっと頑張らないと、と改めて思いました。

   

   

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