はじめに
今日は「適性検査」について書かせていただきます。
私、ましろ結奈は、転職回数が多い分、様々な試験を受けてきました。
ほとんどの会社の採用試験に組み込まれていて、この適性検査で落ちてしまうと、そもそも面接まで辿り着けないことが多いです。
ただ、「適性検査」といえばこれ!という明確な答えがあるものではないので、対策しづらいのが厄介なところです。
「適性検査」の中身について
先ほども述べた通り、「適性検査」といえばこれ!という答えがありません。
というのも、「適性検査」が単なる学力試験であることもありますし、心理テストのようなものであることもありますし、はたまた科学的に分析される性格チェックテストのようなものであることもあります。
とにかく検査の内容は色々ですし、これら全てを受けないといけない場合もあります。
何がどのような形式で問われるか分からないので、対策しづらいのです。
学力試験については、国語・数学・英語が問われやすいです。
数学は基礎計算はもちろん、図形問題なども出やすいです。英語も基礎はしっかりと固めた上で、もう一押しできる知識は必要です。
解答方法については、筆記もありますし、大企業だと4択になっていることが多いです。
限られた問題数を限られた時間内に解くものもありますし、無限の問題を、時間内に解けるだけ解く、というのもあります。
昔、某大手寿司チェーンの適性検査を受けたときは、出来た人から提出して帰るというもので、明確な終了時間が定められていないものもありました。
性格チェックテストの攻略法
ほとんどが4択のテストになっています。
これを機械などで分析にかけて、最終的には色々な性格の要素がグラフ化され、その人がどういう人なのかを浮き彫りにします。
そして、これは意外と当たっています。
個人情報だからか、こちら側へ結果を開示してくれる企業も多いですが、極秘なところは問い合わせても一切結果を教えてくれません。
完全に筆記の場合は、対策の仕様がないですが、4択の場合は「どれを選べば良い性格だと判断されるか」がなんとなく分かります。
なるべくポジティブな選択肢を選ぶようにしましょう。
選択肢を眺めたときに、「陽タイプ・陰タイプ」もしくは「プラス思考タイプ・マイナス思考タイプ」に、なんとなく分けられるはずです。
必ず、陽タイプもしくはプラス思考タイプを選びましょう。
選考の流れについて
冒頭でも述べた通り、適性検査で落ちてしまうと面接まで辿り着けないことが多いです。
というのも、基本的に選考の流れが、①書類選考(履歴書・職務経歴書)、②適性検査、③人事面接、④役員面接、となっているからです。
②の適性検査で落ちてしまっては、書類選考が通っていても、面接まで辿り着けません。
ただ、私がこれまで受けた企業についてお話すると、先に雑談だけで終わるような簡単な一次面接があったあとに、適性検査を受けたこともありますし、あるいは、適性検査と人事面接が同じ日にまとめて行なわれたこともありました。
本当に、企業によって様々です。
同じ日に行なわれる場合、まずは適性検査を時間内に受けて、その後面接、の流れです。
時間的には長くなってくるので、精神的には大変ですが、頑張るしかありません。
そしてこの場合、適性検査もオンライン試験ではなく会場での筆記試験になるので、選択肢があるものではなく、終始記述式であることも多いです。
適性検査の対策をするならこれしかない
まず、心理テストや性格テストは対策の仕様がありません、もうこれは仕方ないです。
ただ、最善を尽くすのであれば、使えるのがネット検索です。
企業名と「採用試験」などのワードで検索をかけると、歴代の採用試験を受けた方々の経験談がヒットする可能性があります。
望み薄なこともありますが、知らないより知っていた方が圧倒的に強いので、ダメ元で一度は調べてみましょう。
仮にヒットしなくても、試験当日は、陽タイプ・プラス思考タイプの選択肢を選ぶようにしましょう。
そして単純な学力試験の場合、少なくとも小学校・中学校の義務教育レベルは100%押さえておくべきです。
なので、一般的な高校入試レベルの問題に触れておくか、中3までの復習問題集、みたいなものをざっと解いておくと良いと思います。
本屋さんに行くとたくさんあります。科目も、国語・数学・英語に絞りましょう。
もしあまり時間が無ければ、国語なら、漢字やことわざ等を重点的にやっておくと良いと思います。
数学は単純な計算問題や図形問題を復習しましょう。
英語はもう単語力だけなので、中3までで習うくらいの英単語は準備万端にしておきましょう。
パッと見で難しそうな問題が出されたとしても、基礎知識の応用で乗り越えられることがほとんどです。
まとめ
「適性検査」がどんな試験かは一概に言い切れません。
企業によって異なりますし、そもそも選考内容に適性検査なんて無い、という場合もあります。
色々な企業の選考を受けると経験値が上がっていく部分はありますが、まったく同じ試験には中々出会えません。
運の要素も強いですが、同じ試験に出会える確率は低いので、「ライバルはみんな同じ条件である」ということを忘れないでください。
その都度、ベストを尽くすことに集中して頑張りましょう。



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