はじめに
仕事に対するモチベーションは、中々湧き出てこないものです。
毎朝起きたら憂鬱、特に月曜日は憂鬱、何なら水曜日あたりも「週末まだか?」と考えてしまいませんか?
好きなお仕事をしている人は毎日楽しく、やる気に満ち溢れているかもしれませんが、あまりやりたい仕事ではなかったり、いつか辞めたいと思っている人にとっては毎日がつらいです。
仮にモチベーションが出てきたとしても、そのままの勢いで毎日維持していくことはとても難しいです。
要因は色々あります。
例えば、先ほど挙げたように「仕事が楽しくない」「やりたくない仕事を嫌々している」ほか、
「給料が低い・上がらない」「勤務形態・条件が良くない、そして改善の見込みがない」「人間関係に問題がある」など、挙げだしたらキリが無いくらいたくさんあります。
でも転職はせずに、我慢して、今の会社で長く働き続けたいと考える人がほとんどかと思います。
では、そのような日々をどのようにやり繰りしていくのか、具体的な方法をご紹介します。
(1)とにかく自分を褒めまくる
「朝、起きられた自分偉い」「歯磨きしてる自分は素晴らしい」「服を着替えた自分は天才」
という感じで、ちょっとオーバーに感じるくらいに、些細なことでも1つずつきちんと自分を褒めましょう。
マイナス思考は一旦封印して、とにかく褒め倒すことに注力しましょう。
大人になると褒めてもらえることが少なくなりますので、自分で自分を褒めてあげることで、気持ちを前向きに持っていきましょう。
もし余裕があれば、自分だけではなく人を褒めるのも良いと思います。
褒められることで嫌な気持ちになる人はいませんから、良好な人間関係の構築に結びつくはずです。
こういったプラスの行動が、いつかあなた自身を救うことにも繋がり、些細な出来事が大きな幸運を呼び寄せることになります。
ただ実際のところ、毎朝きちんと起きて、身支度をして、時間通りに会社へ行って、お仕事をして、って本当に偉いことです。
社会人は皆、本当によく頑張っていると思います。頑張り過ぎなくらいです。
(2)自分にご褒美を用意する
言葉で褒めるだけではなく、実際にご褒美を用意すると効果抜群です。
好きな食べ物や美味しそうなスイーツを、帰り道に買ってみたり、あるいは「明日も頑張ろう」という気持ちで、前日のうちにご褒美を用意しておいたりするのも良いです。
帰ったら冷蔵庫に大好きなプリンが待っている!なんて、素敵なことだと思います。
特に、大変な仕事を乗り切ったあとは、ずっと欲しかった物を思い切って買うのもアリです。
私たちはそのために、自分のために、一生懸命お仕事しているのだと思います。
家族のためにお仕事を頑張っている人も、家族を大切にしたいという自分の気持ちがあるから、日々頑張ることができています。
頑張った自分に、きちんと対価をあげることで、つらいことを乗り越える経験が増えていき、徐々に耐性も身に付きます。
より頑張れる自分に、変わっていくことができる筈です。
(3)職場に友達や尊敬できる人をつくる
仕事そのものを少しでも楽しくするための試みです。
どれだけ毎日しんどくても、やはり仕事には行かないといけないので、出来るところから職場そのものを充実させましょう。
友達や、尊敬できる人もしくは憧れの人などがいると、仕事以外の思考や会話も生まれます。
体調不良で休んだら、心配してくれる人がいる、それだけで休み明けも少し会社に行きやすくなります。
友達とまではいかなくても、共通の趣味や共通の好きなものがある人がいてくれたら、気分転換にお話することもできます。
好みが合う人や、話が合う人というのは、たくさんいそうで、意外と巡り会えません。
もし職場にそういった人がいるなら、積極的に関わりを持つようにしましょう。
同じ職場にいても、今まで関わってこなかった人の中に、意外と共通点が見つかったりするので、まずは自分の趣味や好きな事をすすんで話せると良いと思います。
(4)デスク周りにとことんこだわってみる
仕事そのものを少しでも楽しくするための試み、その2です。
ペンや付箋などの小さい文房具でも、とにかく身近でよく使う物からこだわることで、特別感を出して、自分のデスクをお気に入りの場所にしてみましょう。
近年は在宅ワークも増えてきたからか、デスク周りの小物なども様々な商品が販売されています。
デザインも豊富ですので、こつこつ集めて理想のデスクを作り上げていくのも楽しみの1つになるかもしれません。
ちなみに私が実際にデスク周りで愛用していたのは、お気に入りのキャラクター文房具や、可愛いデザインの卓上加湿器、あとはちょっと休憩するときにニギニギするストレス解消キーホルダー等です。
デスクの中には、好きな飴やクッキーを少しだけ忍ばせていました。
中には、100均や雑貨屋さんで手に入る、便利グッズをフル活用している同僚もいました。
毎日過ごす場所だからこそ、皆それぞれ居心地よくするための工夫をしています。
他の人のデスクを覗いてみて、参考にさせてもらうのも良いかもしれませんね。
(5)映画・音楽・本・漫画などを楽しむ
休日は、趣味や好きなことに没頭して楽しむことがおすすめです。
興味があるものであれば何でもOKですが、たまには普段触れないようなカルチャーに飛び込んでみると気分転換できます。
YouTubeなどで話題の動画を観てみるのも良いですが、これはスマホがあればいつどこでも楽しめます。
少し余裕を持って時間を確保し、映画館へ行ってみたり、あるいはレンタルショップであまり観ないジャンルを借りてきて観てみるのもアリです。
休日にしか出来ない楽しみ方ができると良いと思います。
もちろん、初めて触れたカルチャーには当たりハズレがあると思いますが、「どうしてその作品が自分にとってハズレだったのか?」というのは、とても大きな学びだと思います。
音楽や、本・漫画も同じことです。普段触れない作品に手を伸ばしてみると、何か新しい発見があるかもしれません。
(6)趣味を作って没頭してしまう
先ほどの内容の延長ですが、休日は、趣味や好きなことに没頭して楽しむことがおすすめです。
どんな趣味でも大丈夫ですので、好きなこと・やりたいことを見つけて、時間を忘れて没頭してみましょう。
趣味が無いという人は、インターネットで「趣味」と一度検索してみてください。
趣味とは何か、を調べるところからやってみるのがスタートです。
色々な趣味がたくさん紹介されていますので、気になるものはどんどんチャレンジしてみると良いです。
まずは実際にやってみないと、自分に合っているのか合っていないのかさえわかりません。
実際にやってみることで初めて楽しさに気付き、どハマりしてしまう人もたくさんいます。
友達の趣味に付き合わせてもらう、のも手ですね。もしかしたら、新しい自分を大発見するかもしれません。
常にアンテナを張って、時間を忘れるくらい没頭できる趣味を見つけましょう。
(7)将来の夢や目標をもつこと
きっとこれが一番大事です。
将来の夢や目標をきちんともちましょう。
仕事に忙殺される毎日であっても、自分のことを何より最優先にし、夢や目標はいつも心に留めておきましょう。
仕事をして経験を積んだり、お金を貯めたり、将来を見据えて今なんとか頑張っていこう、と思える夢がある人は強いです。
目標に向けてひたむきに努力するからです。
別にお金貯めたいわけじゃないし、今の仕事の経験もどうでも良い、ということであれば、思い切って新天地への引っ越しや、転職を考えてみましょう。
新しい夢が見つかるかもしれませんし、例え見つからなくても、きっと人生の転機になります。
何のために、誰のために、毎日仕事をするのか、その意味を今一度振り返ってみましょう。
まとめ
以前から何度も書いていますが、人生の中で「仕事」が占める割合はとにかく多いです。
多いというのは、時間的にも、精神的にもです。
「仕事=人生」と考えている人も多いはず。
だからこそ、きちんと向き合って、なんとか折り合いをつけながら頑張り続ける必要があります。
でも、何のために今の仕事を続けないといけなくて、何のためにモチベーションを維持しないといけないのか分からない、という人は、これまでの人生を振り返り、新たな人生設計を組み立てるべきだと思います。
人生は1回きりで、誰も責任を取ってはくれません。
後悔の無いように生きていきましょう。



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