はじめに
ハローワーク、一度行ってみるとどんな感じかすぐに分かりますが、行かないうちはかなり未知数な世界です。
そして、地域ごとや、担当さんごとに、ハローワークでの対応に差があるようです。
私の地域のハローワークは、担当さんはとても親切な方でしたが、集まっている求人情報があまり良くなかったです。
数ある転職のうち2回ほど利用しましたが、2回とも超ブラック企業でした。
今となってはもう懐かしい昔話です。
ハロワークについて
ハローワークは、終始丁寧に対応してくれるところもあれば、終始冷たいところもあるようです。
先ほど述べた通り、当時の私は丁寧に対応してもらったものの、結果としてはブラック企業へ転職しただけでしたので、もう二度とハローワークは使わないと思います。
もちろんそのとき出ている求人情報にもよりますので、ご縁というか、タイミングのような部分が大きいですが、2度あることは3度ある、と言いますので。
3度目は使わなかったですし、今後また転職することになっても使う予定はありません。
ただ、一度登録して色々な求人を見てみることはとても有益だと思います。
まずは登録からですが、「初めて来ました」と窓口に行くと、登録用紙を渡してくれます。
ハローワークは行政のものなので、常に無料で使用できます。(細かいことを言うと、税金で回っています)
私の地域のハローワークでは、登録すると、免許証くらいのカードをもらいまして、それが登録証になります。
登録証はハローワークへ行くごとに提示が必要になります。
求人情報は数台のパソコンが自由に使えるように解放されていて、入口で登録証を提示して「求人情報を見に来ました」と言うと、番号札を渡してもらい、その番号のパソコンを自由に利用できる、形でした。
もちろん、パソコンは求人情報を見ること専用なので、他のサイトを開いて見たり、ネカフェのように自由には使えません。
プリンターも、パソコンの数よりは少ないものの、数台自由に使うことができ、気になった求人はその場ですぐ印刷をかけることができました。
地域ごとによって仕様やルール等異なると思うので、地元のハローワークへ一度行ってみるか、お電話で問い合わせしてみてもらうのが一番よく分かります。
私の地元のハローワークでは、印刷枚数の上限が20枚と決まっていました。
印刷したものはもちろん持ち帰ることができ、家で数枚並べて比較しながら悩んでいたものです。
窓口相談について
応募することを決めたら、印刷した求人票を窓口に持っていきます。
細かく言うと、まずは入口で、「この求人に応募したいです」と言うと、「何番窓口へどうぞ」みたいな案内をしてもらえるので、そのように進みます。
窓口では、求人情報の内容の最終確認と、現在の自分の希望の職種・条件について聞き取りがあって、(面談みたいな感じです)最終的に、窓口の人が会社へ応募の連絡をしてくれます。
仲介してくれるわけです。
あとは試験や面接の日時調整をするわけですが、その場で必ず電話が繋がるとは限りませんので、また繋がり次第連絡しますね、でその日は終わることも多いです。
あとは電話で調整する形です。
日程が決まったら、会社へ訪問します。
もちろんここからは個人戦なので、ハローワークの人が付いてきたりはしません。
使うか使わないかは個人の判断による
私は個人的に、ハローワークでの転職結果がよろしくないので、あまり良いお話は出来ないのですが、履歴書や職務経歴書の添削などもしてくれますし、悩み相談にものってくれるので、とても頼もしいです。
初めての転職であれば、ぜひ1度は登録してみて、お話してみるのも良いです。
また別の世界が見えてきますし、これも人生において貴重な経験の一つだと受け止めて、ぜひ勇気をもって一歩踏み出してみてください。
ただ、本当にタメになるアドバイスかどうかは微妙なところです。
ハローワークも、一般企業のいわゆる転職エージェントも、あくまで仲介人であり、決して転職希望者の味方ではありません。
求人を出している企業を邪険に扱うわけにもいかないので、ある意味、企業に対しても転職希望者に対しても公平というか、どちらにも良い顔をするというか、融通が利かないときもあります。
仲介人の仕事は、求人情報を出す企業と、仕事を探す転職希望者をいかに多くマッチングさせるか、その件数だけなので。
入社後のことは責任取ってくれませんし、数か月で退職しまた転職するはめになろうとも、仲介人にとってはそれが仕事なわけなので、微妙なところです。
社会人になったら全ては自己責任
結局のところ、どこで求人を見るか、どの仕事に応募するか、そして内定をもらい入社を決断するか、全ては自分次第です。
自分しか自分の人生に責任をとれません。
だから、ハローワークを利用するのもしないのも、結局は自己責任です。
私から言えることは、私の地元のハローワークはもう二度と利用しませんが、でも一度行ってどんな場所でどんな求人があるか、見てみるのは経験の一つとして良いと思います。
自己責任である以上、自分の目で見て確かめる、というのは大事なことです。
もしかしたら期待以上かもしれませんし、期待を下回ることもあるでしょう。まずは何事も経験です。
そして、ハローワークへ行ったからと言って、必ずしもハローワークで転職先を決めないといけないということはありません。
登録しても行かない人だっていますし、来るように催促が届くわけでもありません。
基本的には放置されていますので、行くか行かないかは自分次第になります。
ハローワークと、さらに大手で言うなら、リクナビ・マイナビ・インディード等で並行して求人情報を見ていくのが一番良いと思います。
あまり気負わずに、ハローワークへ行くときは気軽に行ったら大丈夫です。
無職の変な人ばかりいる、ということもありません。
多分、本当に変な人は、ハローワークにすら怖くて来れないという人でしょう。
ハローワークに来ている人たちは、一歩踏み出そうと、前向きな人たちが多い印象です。
自分より若い人だってたくさんいますし、みんなそれぞれ目的を持って仕事を探しています。
最後に
まずは自分のことに集中して、よく考えて、そしてどうか後悔の無い選択をしてください。
私自身、失敗の多い人生を経験していますが、今となっては全てが笑い話です。
最後に笑い話になるのであれば、結果オーライかなと思っています。
現に、今の仕事はやりがいがあって、楽しく、ホワイトなベンチャー企業ですので、日々前向きに仕事をしています。
皆さんの転職活動がどうか実りあるものになりますように、心から願っています。



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